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アンテック

KAJITSUKEN

クロオオアリ・ムネアカオオアリの女王アリとその家族  を提供致します

例年研究の為に多数のクロオオアリとムネアカオオアリの女王アリを採集しています。その中から、有償としますが、研究の継続に必要がなくなったコロニー(最善の環境下で飼育していたコロニー)を提供致します。
 ご希望の方は、下記「お問い合わせフォーム」にて、お問い合わせ下さい。

教育関係者でない方にもお分け致します。ご遠慮なくお申し付け下さい。

飼育について:

クロオオアリやムネアカオオアリの飼育は比較的容易です。

飼育の仕方1(働きアリが生まれるまで):

クロオオアリもムネアカオオアリも同じように飼育できます。

クリーンカップの脱脂綿をいつも湿った状態にして下さい(びしょびしょにしてはいけません)。世話はそれだけです。脱脂綿が湿っていると、朝方などの気温差で、クリーンカップの側面に結露が生じ、女王アリはその水を飲むことができます。

女王アリは、産卵し、幼虫を育て、最初の働きアリが成虫になるまで育てますが、この間餌はいりません。水だけでよいのです。砂糖水などを与えると摂取しますが、その必要はありません。 女王アリの体の中に幼虫を育てる養分があり、その養分を幼虫に与えます。(最初に生まれてくる働きアリは体が小さいのですが、それは養分に限りがあるからです)

脱脂綿を湿らせる際に、クリーンカップの蓋を開けると女王アリは驚きますので、蓋を開けるのは良い方法ではありません。そこで、クリーンカップの蓋の一か所に小さな穴を空けて、その穴からスポイトなどで水を入れます。できれば、百均などで化粧用品として売られている注射器を使うとよいでしょう。(呼吸用に蓋に穴を空ける必要はありません。空気は、蓋と本体のわずかなすき間から出入りしています。穴を空け過ぎると、クリーンカップ内が乾燥しやすくなりますし、部屋で殺虫剤を使えば死なせる原因にもなります。また、その穴を女王アリがかじり、穴を広げて逃げ出すことがあります)

働きアリが成虫になると、働きアリが水分や餌を補給するようになります。容器に常時水を入れておけば、アリたちの生活の場が乾燥していても大丈夫になります。この時期になると、別の入れ物に引越させます。

飼育の仕方2(働きアリが生まれてから):

飼育環境として、「土」「暗さ」「湿り気」等を想定しがちですが、それらのいずれも必要ではありません。飼育器は、外から観察しやすいものであれば何でもよく、何かの空きパックをそのまま利用することもできます。飼育器の中に、水を入れておく小さな容器(例えばペットボトルの蓋)と蜜を入れる容器を入れれば、人工巣が完成します。

ただ、以上で短期間の飼育には十分なのですが、長期間になるとアリの生活による汚れが目立つようになります。そこで、飼育器の底に何かを敷くとよいでしょう。コルク板や薄い木の板を敷いたり、真砂土のような土を薄く敷くことも考えられます。(同時にアリが滑らずに歩きやすくなります)

(当研究会製作の人工巣もご利用になれます。詳しくはこちらをご覧下さい)

餌は、糖分とたんぱく源と水が必要です。糖分としては、白砂糖でもよいのですが、いろいろな成分が除去されていますので、黒砂糖やメープルシロップや蜂蜜などをブレンドすると良いでしょう(こちらもご参照下さい)。たんぱく源としては、小さな昆虫を与えます。また、水を与える際は、容器に脱脂綿を入れておくと溺れることが少なくなります。(ネット上で、飼育器本体を湿らせておくようにとの記述を見ることがありますが、その必要はなく、水を切らさずに与えておけば死ぬことはありません)

冬場は、特別な目的がない限り、越冬させるのが良いでしょう。人間がよく使う部屋に置いておくと、室温が大きく変化しますのでお奨めできません。終日気温の変化が少ない寒い場所に置いておきます。ただ、自然界では、主に地中で越冬しているのですから、あまりにも気温が低くなる場所はよくありませんので、屋外などに出さないようにして下さい。冬場の世話ですが、水を切らさないようにすることと、働きアリの腹部の膨らみにまだ余裕があるようでしたら、1か月未満に1度程度、蜜を与えて下さい。たんぱく源は与える必要はありません。

※ 糖分については、活動期も含めて、働きアリが外部から毎日摂取する必要はありません。働きアリは、腹部に養分を蓄えており、その養分を仲間と共有しています。糖分は、主に成虫と幼虫が生きていくエネルギー源になっていると考えられています。

たんぱく源については、幼虫の成長に必要です(こちらを参照)。昆虫などを細かく分解して、直接幼虫に与えているところを時々見ることができます(こちらを参照)。その他にも、昆虫などの体液を吸ったり、昆虫などの体を唾液のようなもので溶かして吸ったりしているようです。ちなみに巣の中に貯蔵庫というようなものがあるわけではなく、そこに昆虫などの餌を蓄えているわけではありません。

販売規定:

◎ 種別(クロオオアリかムネアカオオアリか)とコロニーの規模をご指定下さい。

◎ ご提供価格:
 クロオオアリのコロニーの場合:
   2021年5月採集の新女王アリのコロニー 3000円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ50匹まで          5000円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ100匹まで          10000円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ100匹以上200匹まで   12000円(只今、提供を休止しています)
 ムネアカオオアリのコロニーの場合:
   2020年6月採集の新女王アリのコロニー 3500円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ50匹まで          6000円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ100匹まで          12000円(只今、提供を休止しています)
   働きアリ100匹以上200匹まで   14000円(只今、提供を休止しています)

着便時と15日間保証について:
  
※生き物には通常保証がつきませんが、当研究会では、できるだけ多くの方に観察と研究の機会をご提供できるよう、保証をお付けしています。

◎ 着便時に女王アリが死亡していた場合、または、届いた日を入れて15日以内に女王アリが死んだ場合は、メールにてご連絡下さい。送料無料で、ほぼ相当するコロニーをお送りいたします。(相当するコロニーがない場合は、返金致します〈送料含む、振込手数料・代引き手数料含まず〉)

◎ 15日間保証については、適切に給餌し(まだ働きアリがいない創巣期には給餌しないで下さい)、適切な環境で飼育していた場合に限ります。特別な給餌と環境の下で女王アリが死亡した場合は、保証の対象外となります。

※女王アリが死亡した際に再送する女王アリの保証については、最初にご購入いただいた女王アリの残存保証期間内での保証となります。

無期限無償飼育サポート:

メールにて無期限の無償飼育サポートを行います。特に初心者の方はご利用下さい。
また、ブログで情報を発信しています。ご参照下さい。

画期的なたんぱく源
その後の蜜作り
蜜作り
アリ飼育便利グッズ
栄養源の対照実験の結果

購入方法について:

ステップ1 下記の「お申し込みフォーム」をご送信後、必ず当研究会からの返信をお待ち下さい(自動返信ではありません)。

ステップ2 お支払い方法として「ゆうちょ銀行への振込」を選択された方は、下記までご送金下さい。(送金確認後、発送いたします。送料は別途着払いです)

■ゆうちょ銀行  【店名】五四八【預金種目】普通預金【口座番号】0824709

■ゆうちょ銀行口座をお持ちの場合(振替)  記号:15430 番号:8247091

※いずれも口座名義:オオツキマサオ(大月正雄)

※振込手数料をご負担下さい。

◎アリには消費税はかかりません。

◎送料は、お住まいの地域により異なります。飼育容器の大きさと個数によりますが、容量が少ない場合、最小サイズの「60サイズ」でクロネコヤマトの宅急便でお届けいたします。送料について詳しくは、こちら(ヤマト運輸の料金サイト)をご覧下さい。発地は中国地方(岡山県)です。(60サイズの地域例:関西で940円、関東で1190円、北海道で2070円、いずれも税込)

◎「代引き」を選択された場合は、下記の代引き手数料がかかります。

  1万円未満 330円(税込)

  1万円以上3万円未満 440円(税込)

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